親戚の女の子

年明け早々法要で、相方の親戚の集まりに出向いた。

知っている人が、相方のお母さんくらいしか面識がなく、話題にも困っていたところ、持っていたiPhoneに親戚の女の子が興味を示してきた。

その親戚の子は、小さい頃に不慮の事故で障害が残ってしまったという境遇。発声に難があり、ぱっと聞いただけでは、何を言っているのかわからない。だけれども、そのお母さんは、どう間違えるか、をわかっているのか、「それは、こう言うんでしょ」と優しくフォローしている。

どうやら、iPhoneでメールの文字を打ち込んでいたことに、
興味を示したようだ。

そう、彼女は、文字でコミニュケーションをしたいのだ。

「かひへ」(たぶん「貸して」)というので、貸してあげると、とても嬉しそうにしている。文字をうつところを見られるのが恥ずかしいのか、あっちいってて、というような仕草をする。かわいいなと思いながら、待っていると、

戻ってきたiPhoneには、

 

「お年玉ちょうだい」

 

と、書かれてあった。