ふくやま美術館「ウルトラマン創世紀展」行ってきた

タイトルの「ウルトラマン創世紀展」へ行ってきた。

当時のセットや小物が展示してあったのですが、予想以上に手作り感満載で、モノ作りのストイックさが感じられて良かった。クリエイティブな意識を呼び覚まされる思いです。

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個人的には、イマイのプラモデル「マッキー秘密基地(ウルトラマンレオ)」の箱絵が美術的にツボでした。小さい頃、そのプラモデルを買ってもらえず、箱だけ見ていたので、よく覚えていました。いま、その原画が目の前で見れるという不思議な感覚。普通に買ってもらえる環境だったらこんな感傷にふけることもなかっただろうと、いまさらながら思う。

プラモデルのボックスアートといえば、高荷義之氏が描いた戦闘メカザブングルの箱絵が当時衝撃的だったのですが、こういうのを見ると、改めてそういう出会いがベースとなって趣向の方向が決まったのだなと感じた。

ところで、話をウルトラマンに戻すと、じつのところ、初代「ウルトラマン」というのは自分、生まれていなかったので、まともに見たことがないんですよね。

「タロウ」とか「レオ」はリアルタイムで見れていますが、「セブン」とか「帰ってきた」は再放送。初代は見た覚えがまるでない。

そんなわけで、昭和の名作を改めて評価しようと、DVDを購入することに決定したのであります。

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まずびっくりしたのは、パッケージを見ていただいたらわかるように、

全39話の間、第一話と最終話でウルトラマンの造形がこんなにも違うというのが衝撃的。当時、試行錯誤しながら作品を作り上げていったのだなということがわかる証拠ですね。

内容に言及するのは、いまさら野暮な感じですが、あえて今の感覚で感じたことをいくつか。

まず、「怪獣」と呼ばれるものの定義。これが思ったより多様で、わけのわからないものはとりあえず怪獣って呼んどけ的な感じ。

ウルトラマンも科学特捜隊も総じて野蛮。クマが出た!殺せ!みたいな感覚。問答無用な感じが、時代なのか、人類そのものを表しているのか文化人類学のテーマみたいで、昔からいろいろとオマージュされてきた元ネタだけあっていろいろと感慨深いですね。